小松菜は緑黄色野菜の代表で、成分はほうれんそうに似ています。
ですが、カルシウムが非常に多いのが特長です。
カルシウムは、ほうれんそうの5倍含んでいます。
カルシウムの吸収を良くするには、ビタミンDを含む食材と一緒に摂ると効果的です。
ほうれんそう並みに含まれているカロチンは、ガンにならないための健康維持に良いと言われています。
ビタミンCやビタミン類も多く含まれているので、カゼの予防や美肌効果などに効果があるでしょう。
小松菜は、ほうれんそうと一緒に青汁にすると良いです。
ガン予防の効果が期待できます。
にらと一緒に細かく刻んで、布に包んでしぼった汁に日本酒を少し混ぜたものを飲むと、女性に大敵の便秘に効果があります。
小松菜のからし和えはいかがでしょう。
また、ゆでておひたしや和え物にどうぞ。
炒め物や煮びたしにも良いですね。
油を使うとカロチンの吸収がよくなりますよ。
新鮮なものは生で食べられますが、農薬などには注意しましょう。
小松菜はアクが少ないため、下ゆでの必要はありません。
和え物にする時は、水にさらす必要も無いです。
あと、加熱時間は少なくしましょう。ビタミンCが壊れます。
小松菜の保存は、全体を霧吹きなどでぬらして、保存袋に入れて根を下にして野菜室で保存します。
小松菜は、黄色くなりやすいので早めに使い切りましょう。
調理する前には、根元を冷水にひたします。そうすることで葉にみずみずしさが戻ります。
小松菜は、葉柄が短く、厚めでピとしたもの、緑が濃くみずみずしいものを選びます。
しおれたり、黄色く変色しているものは避けるのがいいでしょう。
ポイントとしては、葉っぱが丸く、小ぶりのものの方がやわらかいことを覚えておきましょう。