ほうれんそうの栄養・効果、利用法、食べ方、調理、選び方

ほうれんそうの栄養・効果

ほうれんそうは、緑黄色野菜の代表で、栄養価の高い野菜です。
特に、カロチンとビタミンＣと鉄を豊富に含んでいます。
カロチンは、ガンや動脈硬化にならないための健康維持に役立つと言われています。
ビタミンＣはカゼの予防に効果があると言われています。
根元の赤い部分には、骨の形成にかかわるマンガンが多く含まれていますので、捨ててはいけません。
また、カロチン・ビタミンＣの相乗効果で肌荒れ、カゼ予防などにも効果があります。
ビタミンＢ１・Ｂ２、カルシウムなど、不足しがちな栄養素も含んでいますので、体力が無い人の、体質改善にも向いています。
消化が良いので、病人や子供、お年寄りまで、万人に向く食品です。

ほうれんそうの利用法

サラダ用のほうれんそうは、生食もできますから、青汁の材料にも向いています。
尿酸を排泄させる作用があるため、通風やリウマチにも効果があると言われています。

ほうれんそうの食べ方

肉料理などの付け合せなどによく使われますね。
和え物、おひたし、スープ、炒め物、など、応用範囲は広そうです。
ビタミンＥを含むゴマ、ナッツの類は、油脂も多いので、ほうれんそうのカロチンの吸収を助ける働きがあります。
これで、ビタミンＡ・Ｃ・Ｅが揃いますので、組み合わせて食べると、ガンにならないための健康維持に役立ちます。

ほうれんそうの調理

ほうれんそうは、アクが強いため、下ゆでして水にさらしてから調理するようにします。
しかし、ゆですぎると、ビタミンＣが損なわれますので、注意が必要です。

ほうれんそうの選び方

緑色が濃く、葉が肉厚で張りがあるものを選びます。
２０～２５ｃｍくらいで、葉先がピンとしているもので、株が小さめのものを選びます。
その他、葉が短め、根の部分の赤みが鮮やかで濃いものを選びます。
葉が黒く、変色しているもの、しおれているものは購入してはいけません。