さといもの栄養・効果、食べ方、調理、保存、選び方

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さといもの栄養・効果、食べ方、調理、保存、選び方

さといもの栄養・効果

さといもには、独特のぬめりがありますが、これが薬効を発揮するようです。
ぬめりの元は、ガラクタンという糖質とたんぱく質が結合したものです。
ガラクタンは、血糖を下げ、血中のコレステロールを下げる効果があるといわれています。
さといもまた、ぬめりには、ムチンも含まれていて、体内に入るとグルクロン酸という成分に変わり、胃・腸壁の潰瘍予防をし、肝臓を強化する健康維持に役立ちます。
カリウムも多く含まれていますので、体内のナトリウムを排泄し、高血圧予防に役立ってくれます。

さといもの食べ方

子いもなら、蒸して塩を付けて食べる、きぬかつぎ。
けんちん汁、おでん、みそ田楽など。
また、いもだけを薄味で煮たふくめ煮や、イカや鶏肉と一緒に煮たものは、お惣菜向きになりますね。

さといもの調理

さといもは手が痒くなりますよね?
これを防ぐには、手に塩か重曹をつけて調理すると良いです。
注意としては、ぬめりは薬効成分が多く含まれていますので、できるだけ落とさないようにします。
皮をむいて塩もみした後、2~3分下湯でして、水にとってさっと洗ってから調理します。
また、少し手が熱いのですが、さといもを皮のまま鍋で2~3分間茹でて、そのままアツアツ状態でキッチンペーパーなどで押さえながらむくと、ツルッとむけます。
煮るときは基本的に水から煮るようにします。

さといもの保存

さといもは根菜の割りには腐りやすいので注意が必要です。
さといもは冷蔵庫に入れず、泥つきのまま濡れた新聞紙にくるんで冷暗所で保存します。
しかし、あまり高温多湿になると、カビがはえるので注意が必要です。
さといも冷凍する場合は、少し硬めに茹でて皮をむいてから冷水で一旦冷やして水気を拭き取ってから冷凍します。使うときは、だし汁で煮るだけで簡単なおかずにもなりますよ。

さといもの選び方

さといもは、泥付きで皮に湿り気があり、さといも特有の形をしているものを選びます。
実が硬いもの、ヒビやこぶがないものが良いとされています。
皮をむいてあるものは、外側が硬くなりやすいので、注意が必要です。
水につけてあるものはダメです、避けましょう。
基本的に大きくて硬いものを選びましょう。

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