カツオの栄養・効果、食べ方、調理、選び方

カツオの栄養・効果

カツオの栄養は特に血合いの部分に集中しています。女性に有効な栄養素をふんだんに含んでいるので、旬の時期にはタップリ食べたいものですね。
栄養素は、良質なたんぱく質が豊富です。このたんぱく質は、筋肉や臓器を作る役目があります。また、ビタミンＢ１は疲労回復や神経に作用し、ビタミンＤは骨粗鬆症を予防します。ＥＰＡが血液をサラサラに保ち、鉄が貧血を防いでくれますので、更年期障害にはピッタリの食べ物と言えます。
また、血合いの部分にはタウリンが豊富に含まれています。タウリンは、血液中のコレステロールを減らして、血圧降下の作用があるので、タウリンを多くとることで、動脈硬化の予防に役立ちます。
血合いはビタミンやミネラルの宝庫といわれ、レバーに匹敵すると言われています。

カツオの食べ方

一般的には、あまりにも有名なカツオのたたきや刺身でしょうか。にんにくとの相性はバッチリですね。
他には、ソテーにしたり、照り焼きなども良いですね。
カツオの加工品に有名なカツオ節があります。カツオはうまみがあって、エネルギーは生のカツオの２倍、たんぱく質は３倍もあり、かなり栄養の凝縮された加工品となっています。

カツオの調理

カツオは刺身で食べてもおいしいですが、やはりたたきにするのが一番のようです。
たたきにする理由には、臭みを消して、鮮度が落ちやすいうまみ成分を閉じ込めると言う、非常に優れた料理法であると言えるからです。
カツオの加工品のなまり節は、きゅうりもみや、じゃがいもやなすなどと煮付ける、などという食べ方でもおいしくいただくことが出来ます。

カツオの選び方

カツオは、１尾で買うことは少ないと思いますが、買うならずんぐりとしていて、からだがかたいものを選びます。あと、縞がハッキリしているものを選ぶようにします。
切り身で買うなら、赤紅色の鮮やかな色をしたもの、血合いがハッキリしているものを選ぶようにします。表面が油光りしているものは、避けるようにしましょう。