ピーマンの栄養・効果、利用法、食べ方、調理、保存、選び方

ピーマンの栄養・効果

ピーマンは、ビタミンＣをたっぷり含んでいます。
ビタミンＣは細胞を丈夫にし、カゼの予防や肌のトラブルに効果があるのは有名です。
毛細血管を丈夫にするビタミンＰや、コレステロールを低下させる作用のある葉緑素も含んでいます。
これらは、高血圧や動脈硬化にならないための健康維持に効果があると言われています。
また、ピーマンに含まれるカロチンは、血液を浄化する作用があります。

ピーマンの利用法

薬効を得るなら、生食が一番効果的です。
ジュースにする場合は、りんご、レモン、トマトなどを加えることによって、かなり飲みやすくなります。
また、アスパラガスと一緒に煎じると、高血圧予防の効果もあるとされています。

ピーマンの食べ方

ひき肉を詰めて焼く、ピーマンの肉詰めや、牛肉やタケノコと一緒に千切りにして炒めるチンジャオロースは、定番ですね。
ほか、ジャガイモと一緒に煮たり、湯通ししてサラダにしたり、素焼きして焼きびたしにしたりできますね。 応用範囲は、かなり広そうですね。

ピーマンの調理

効果的な調理法として、カロチンの吸収を高めるには、油脂と組み合わせると良いです。
ピーマンのビタミンＣは、果肉が厚いため、熱に弱いビタミンＣも損失が少なくて済みます。
火を使った料理でも、たっぷりとビタミンＣを摂取できます。

ピーマンの保存

水気をふき保存袋に入れ、しっかり閉じて野菜室で保存します。
水気を切れないときは、少し穴の開いた保存袋に入れ、むれるのを防ぎます。
ピーマンは約1ヶ月はもつといわれています。しかし、栄養成分は徐々に減っていくので、なるべく早く食べるようにしましょう。

ピーマンの選び方

全体的に緑色が均一で、ハリとツヤがあるものを選びましょう。
切り口は、新鮮なものを選ぶ。
肌がなめらかで、肉厚があるもの、ヘタの緑が鮮やかなものを選びます。
逆に、茶色っぽいものは、避けましょう。
ピーマンの旬は夏です。旬の時期にはビタミンＣの含有量は２倍にもなると言われています。