きゅうりの栄養・効果、利用法、食べ方、調理、選び方

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きゅうりの栄養・効果、利用法、食べ方、調理、選び方

きゅうりの栄養・効果

きゅうりは、90%以上が水分で、わずかにビタミンやミネラルが含まれています。
歯ごたえと風味を楽しみ、きゅうり食をすすめるための野菜と言えます。
水分が多く、高い利尿効果があるイソクエルシトリンという成分を含んでいるため、むくみ取りの効果を持っています。
膀胱炎や急性腎炎でむくみのある時の応急処置として、生のままかじったり、皮やつるを干したものを煎じて飲んだりすると、効果があるといわれています。

きゅうりの利用法

やけどやあせもには、うす切りして患部にあてて、冷やすと効果があるとされています。
絞り汁は、へちま水のように、脂性肌の化粧水として利用できます。

きゅうりの食べ方

きゅうりには、ビタミンCを破壊する酵素が含まれています。
なので、他の野菜と混ぜてジュースにすると、若干ビタミンCが破壊されます。
栄養価の低いきゅうりですが、ぬか漬けにすると、ビタミンB1の含有量が増えます。
これは、ぬかのビタミンB1がしみ込むためで、10時間漬けると5倍、24時間後には10倍にもなります。

きゅうりの調理

生で食べる時は、板ずりと言って、洗ってから塩をふり、まな板の上でゴリゴリと転がします。
こうすることによって、きゅうりトゲが取れて、色も冴えておいしさもアップします。
加熱して食べる時は、さっと火を通します。
きゅうりの頭部にはククルビタシンという苦味の元が含まれています。
これは、水にも溶けず熱にもとても強いため、苦味を取り除くには、頭部を少し切り取りましょう。

きゅうりの保存

水気をふき取って、ラップをするか保存袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存します。
きゅうりは水分が多いので、あまり冷えすぎると凍りやすく傷みやすいので注意しましょう。

きゅうりの選び方

きゅうりは、緑色が濃く、トゲがとがっているものを選びます。
張りがあってツヤの良いもの、ヘタの切り口が新鮮なものが良いです。
最近は、曲がっていない真っ直ぐなきゅうりが多いですが、少しくらい曲がっていても味や栄養には影響ありませんので、安ければそちらを買うほうがオトクですね。

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