カキ（牡蠣）の栄養・効果、食べ方、調理、選び方

カキ（牡蠣）の栄養・効果

カキは、鉄、銅、亜鉛、マンガンなどのミネラルを豊富に含んでいることで有名な食品です。
また、グリコーゲン、アミノ酸、カルシウム、タウリンなど必要な栄養素をバランス良くたっぷり含んでいますので、「海のミルク」などと呼ばれたりします。
その線分の中の一つ、鉄は、血液中のヘモグロビンの成分となります。
糖質のほとんどは、効率よくエネルギーに変わるグリコーゲンで、肝臓の機能を高める効果があるとされています。
カキに含まれるタウリンには、コレステロールを減少させたり、血圧上昇を抑えるための健康維持に役立つ作用があるとされています。
網膜の発達や視力の回復にも有効とされています。

カキの食べ方

一般にビタミンＣは、鉄の吸収をよくする働きがあります。
ですので、レモンやスダチをかけるのは、理にかなった食べ方と言えるのです。

カキの調理

カキも他の貝類と同じく、加熱は控えめにすることが重要です。
カキの下処理の手順です。
・たっぷりの大根おろしの中で、丁寧にかき混ぜ、汚れを吸い取らせます。
・ざるにあけ、水を替えながら２～３回ふり洗いしてきれいにする。
・このあと調理をします。

カキの保存

カキは基本的に早く食べるのが良いです。
パックに入っている汁は、カキの殻から取り出した時に出る汁が含まれていますので、このままひたしておけば、２日くらいは冷蔵庫で保存できます。真水に浸けたりしてはいけません。

カキの選び方

カキは、殻付きのものは判断がつきにくいです。
信用のおける、産直品を買いましょう。
あえて言うなら、殻にふくらみがあって太っているものや手に持って重量感のあるものを選びます。
むき身の場合は、貝柱が透きとおっていて、丸みがあり、ぷっくりとふくらんでいるものを選びます。
緑のヒダがありますが、これの色が鮮やかなものは良いですね。
生食用と加熱用がありますが、滅菌処理された海水に一定期間漬けた後出荷されるものを生食用といい、単に海水で洗っただけのものが加熱用になります。
購入の際には間違えないでくださいね。