イワシに含まれるたんぱく質や脂肪は、良質なものですので、積極的に食べたい魚です。ビタミンDが含まれているため、カルシウムの吸収を助けます。当然のことながら、イワシにはカルシウムがたくさん含まれていますから、まるごとでも食べたい魚ですね。
健康な髪、皮膚、爪を作るために必要なビタミンB2は、成長と細胞の再生を助けます。
イワシには、EPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)という不飽和脂肪酸が含まれています。これらは、血液をサラサラにしたり、血栓を防いでくれたり、視力を養ってくれたりする優れものの栄養素なのです。
イワシの煮付けや、イワシフライ、塩焼きが有名ですね。新鮮なものはお寿司にしたりできますね。
また、照り焼きにしたり、蒲焼にしたり、すり身にして鍋物の具に使ったり、ハンバーグなんてのもいいですね。
いわしはいたみやすいので、その多くは保存のきく加工品として食べることになるでしょう。
イワシのにおいが気になる人は、しょうがや梅干しと一緒に煮るようにします。
しょうがと煮るのは有名ですが、梅干しで煮ると、梅干しの酸によってイワシの骨が柔らかくなり、骨まで食べやすくなりますので、カルシウムの摂取には効果抜群です。
いわしに限らず、魚は全般的にいたみやすいので、買ったその日に食べるようにします。
すり身にして、すぐに冷凍しておくと、いつでも使えます。また、すり身に火を通しておくと、冷蔵庫でも2~3日もちます。
イワシの丸干しは、乾燥<剤と一緒に密閉容器に入れて、冷蔵庫で保存します。
いわしは、肌にツヤがあるもの、ピンと張って身がしまっているものを選びます。あとは、目がきれいなものを選びましょう。
丸干しは、色やツヤが良いものを選びます。注意するのは、腹が割れていたり茶色くなっているものです。