ハマグリは、鉄やカルシウムなどミネラルが豊富に含まれていて、ニタミンB2も多く含まれています。
鉄には、貧血に効果があり、血液中のコレステロールや中性脂肪を減らす働きがあると言われています。
また、タウリンは高脂血症や動脈硬化の予防に役立つ働きをします。
ポピュラーな食べ方としては、潮汁、酒蒸し、焼きはまぐりなどでしょうか。洋風ならブイヤベース、パエリアなどが代表です。
その他、時雨煮や串焼き、味付けの缶詰まどの加工品もあります。
ハマグリには、アラニン、グルタミン酸、グリシンといった、甘味とうまみを生かす成分が豊富に含まれていますので、煮汁などをすべて摂取できる料理法が、無駄なく栄養素を取り込むポイントです。
はまぐりは、買ってきたら砂抜きを忘れないようにしましょう。夏場などは傷みやすいので、3時間くらい砂抜きしたら、冷蔵庫に入れてしまいましょう。
逆に気温が低いときは、ひなた水に入れると良いです。
焼きハマグリのポイントとしては、ちょうつがいの付け根にある突起を包丁でこそげ落としておくと、口が開かず知るがこぼれるのを防ぐことが出来ます。
ハマグリには、ビタミンB1分解酵素のアノイリナーゼが含まれています。しかし、これは熱に弱いので、刺身で食べるより火を通して食べたほうが良いでしょう。
ハマグリは金属のバットに並べて冷凍します。冷凍したら保存袋に入れて保存します。使用するときは、常温で解凍してから調理をします。
ハマグリは、どっしりとした重みのあるもの、殻にツヤがあるものを選びましょう。かたく閉じているものどうしの貝をぶつけて、金属的な澄んだ音がするものが良いとされています。
あまり大きすぎるのは良くありませんので注意しましょう。