チーズの主成分は、たんぱく質と脂質ですが、その含有率は種類により多少の違いがあるようです。
乳酸菌および酵素の働きにより、たんぱく質はペプチドやアミノ酸に分解され、牛乳より消化しやすくなっているのが特徴です。
視覚機能を正常に保ったり、皮膚や粘膜を丈夫にするビタミンA、細胞の成長と再生を促し粘膜の保護に役立つビタミンB2を含み、健康な皮膚、髪、爪、をつくったり、口内炎の予防に効果があるとされています。
また、チーズのカルシウムは、たんぱく質と結合した状態で含まれているため、吸収されやすくなっているのも特徴です。
カルシウムが十分摂取できていると、骨粗鬆症の安定が保たれるほか、血管の老化を防ぎ、動脈硬化にならないための健康維持にも役立ちます。
体内に取り入れるカルシウムとリンの割合は、1対1が理想なのですが、その点でもチーズは理想的です。
ナチュラルチーズは、乳酸菌や酵素が生きたまま含まれていて、腸内でビフィズス菌などの善玉菌を増やして、優れた整腸作用を促します。
チーズのにおいが気になる人は、りんごと一緒に食べるといいですよ。
鶏肉やノリで巻いて、フライにしてもおいしいですよね。
ナチュラルチーズをすりおろして、クリームシチューに入れると、コクが出ておいしいです。
チーズの最低保存温度は、2~3度と言われています。
あまり温度が低くなり過ぎると、繊維がボロボロになるので、注意が必要です。
ナチュラルチーズは、熟成中であることが多いので、食べ頃は逃さないように、保存しながら気にかけないといけません。
チーズは、製造年月日の新しいものが優先です。
ナチュラルチーズは、発酵中のものもありますので、チーズの種類や食べる時期にあわせた熟成度のものを選ぶようにすると良いでしょう。