くるみはナッツ類の中でもたいへん高い栄養価があります。
脂質は良質なもので、実の60~70%を占め、リノレン酸も少し含まれています。
リノレン酸とビタミンEの働きで、動脈硬化にならないための健康維持にも役立つようです。
また、ビタミンB1は、糖質の代謝をスムーズに行わせ、イライラをなくして、集中力を養ってくれるのにも一役買います。
くるみは世界中で食されていて、その利用法は多岐にわたります。
日本ではすりつぶして何かに混ぜるという利用法が多いようです。くるみ餅やくるみバターなどがあります。
すりおろしたものを大根おろしなどと混ぜて、しょうゆをかけて食べるなど、すりおろして食べることが多いですが、そのまま食べてももちろん大丈夫ですそのまま食べるときは、よく噛んで食べてくださいね。
くるみは殻が固いですから、なかなか割れないことも多いです。
そういう時は、殻の合わせ目を水でぬらしてフライパンなどで乾煎りしますと、合わせ目に入った水が膨張して膨れますので、そこからナイフなどを差し込んでこじ開けます。
あと、くるみは脂質が多く、酸化しやすいのが難点ですね。
なるべく、殻付きのものを購入して、食べるたびに殻を割るようにします。
上記のとおり酸化しやすいですから、殻付きのまま保存します。だいたい2~3ヶ月はもちます。
持った時に重く感じるものを選びます。
小さな穴も逃さないように、穴の有無には特に注意する。
虫がいることがあります。
殻の色が薄いほど新しく、殻の色が濃いと古い証拠です。