いちごは、ビタミンCが多く含まれており、たった、5,6粒で一日の所要量が摂取できます。
ビタミンCは、新陳代謝を促しますから、シミやソバカスなど肌のトラブルに有効です。
歯茎などの粘膜も丈夫にしてくれますから、歯槽膿漏の予防にも効果的です。
フランスでは、いちごで歯を磨くのが流行っているそうです。
その他、細胞を丈夫にする働きもあり、カゼの予防にもなるのは周知の事実ですね。
婦人病には、いちごの花が咲く頃の葉を摘み取り、乾燥させたものを煎じて飲むと良いです。
いちごのしぼり汁と、牛乳を混ぜ合わせると乳液になり、肌の汚れや脂分を落とすのに効果があると言われています。
いちごの最大の特長、ビタミンCを生かすなら、そのまま食べるのが一番です。
ビタミンCは熱に弱いですから、当然ですね。
いちごはヘタのほうが酸っぱいですから、まずヘタのほうから食べて、先端のほうを後に食べるとおいしくいただけます。
やはり、微量ですがそのまま食べるので、農薬は気になります。
いちごを洗う時は、流水につけます。
洗う前にヘタを取ってはいけません。
水っぽくなって、ビタミンCが流れてしまいます。
食塩水で洗うと良いなどと書かれた本などもありますが、食塩水で洗うと、逆に農薬がしみ込んでしまうので、まったくの逆効果です。
ご注意を。
いちごの保存のコツは、洗ったり、ヘタを取ったりしないこと。
冷凍すれば、栄養価もそれほど落ちません。
シャベートなどでも楽しめますよ。
いちごは、色が鮮やかで表面に光沢のあるものを選びます。
あとは、形がしっかりしているもの、ヘタがみずみずしいもの、緑が濃いもの。
ヘタの周辺が白いものは、少し熟し方が足りないので、ご注意を。