ひじきは、カルシウム、鉄、リン、ヨウ素、カリウムなどのミネラルを多く含んでいます。
食物繊維も豊富に含まれており、血液をきれいにし、高血圧や動脈硬化の予防に効果があるとされています。
カルシウムはこんぶの2倍も含んでいて、骨を丈夫にしたり、中枢神経を鎮めイライラをやわらげる効果を期待できます。
また、鉄を豊富に含んでいて、貧血に有効なことは有名ですね。
ひじきは、牛乳の500倍以上も鉄を含んでいますので、少量を食べるだけで、必要量を摂取できます。ひじきの鉄は吸収はよくないのですが、野菜と一緒に食べると、ビタミンCが鉄の吸収を助ける働きをします。
ひじきは栄養価が高いですから、子供にはハンバーグなどに入れると、増量と摂取が両方期待出来ます。
チャーハンの具に入れたり、ご飯と一緒に炊き込んだりして、ヘルシーな料理を作ったり、その用途は千差万別ですね。
ひじきは、下ごしらえをしっかりしてください。
調理の前にひじきを水がきれいになるまで、何度も洗います。この後にたっぷりの水に30分~1時間ほどつけてもどします。そして、一度ゆでこぼしてから調理をするとよいです。油で炒めると風味がよくなりますよ。
ひじきは、色が鮮やかで変色していないものを選びます。
葉先までピンとしていて、独特の香りが強いものやしおれていないものが良いでしょう。
選ぶときには分かりませんが、水に戻したとき柔らかく、増える率が高いものは良いひじきです。
油でひじき、鶏のひき肉、千切りにしたこんにゃくとしいたけを炒めます。
だし汁と砂糖、酒、しょうゆ、で調味し、汁気がなくなるまで煮ます。
そして、千切りにしたにんじんを加えて蒸し煮します。
御飯を炊いて、塩ゆでして千切りにしたきぬさやと、上記のものを混ぜる。
薄焼き卵を千切りにしてのせます。
できあがりです。